今日は投資管理ツールについてです。
以前私が投資管理で使っているGoogle Spreadsheetの記事を書きました。
内容としては、証券口座に連携させたマネーフォーワードの情報をコピペして、Googleスプレッドシートに転記して、金融資産のポートフォリオを管理すると言うもの。スプレッドシートも無料公開しています。
今回の記事では、他の投資管理ツールの紹介です。
43 juniという無料サイトです。
Googleスプレッドシートでの管理に比べ長所・短所ありますが、もしかしたらあなたにとって最適な投資管理ツールかもしれません。
- 43juniを使ってできること。
- 43juniの良い点、悪い点。
それぞれ丁寧に解説していきます。
それでは参りましょう。
目次(クリックすると自動で飛びます)
43juniの保有資産状況を入力後の画面
実際の43juniの画面①:サマリー
資産総額
資産推移
含み損益
含み損益推移
目標金額
前日比内訳
全体PF(資産種別)
全体PF(資産詳細)
日米配当PF
タグ別
vs INDEX
実際の43juniの画面②:日本株
日本株ポートフォリオ
業種別
配当金額
日本株資産推移
保有資産|業種別前日比
保有資産|銘柄別前年比
保有銘柄
実際の43juniの画面③:米国株
米国株ポートフォリオ
セクター別ポートフォリオ
配当金額
米国株資産推移
保有資産|セクター別前日比
権利月別配当金額
保有資産|銘柄別前日比
保有銘柄
実際の43juniの画面④:その他
FX PF
FX推移
仮装通貨PF
仮想通貨推移
投資信託PF
投資信託推移
FX・仮想通貨・投資信託・現金リスト
43juniの良い点
43juniの良い点①:ポートフォリオの可視化が充実していて、「楽しく」ポートフォリオ管理ができる
このアプリで一番良い点としては、とにかくオシャレで使っているだけで楽しくなる点です。
証券口座と自動連携していないので、個別株の購入・売却をした際には、情報を更新しなければなりません。
ただし、更新作業が全く苦になりません。(個人の感想です)
オシャレすぎて、更新後どのように画面が変わっていくか確認したい。
資産の推移・構成がどうなっているか。
前月に比べどの銘柄や業種がどの程度動いて、損益にどう影響しているか。
そんな痒いところにも、多彩なグラフが答えてくれます。
こんな風に自分のポートフォリオ見てみたい。
9割くらいはこのアプリで答えられるのではないでしょうか。
43juniの良い点②:タグ管理ができる。
資産形成を考える時にポートフォリオのバランスは重要だと思います。
例えば、想定している投資期間。
セクター、通貨、国。
資金使途。
挙げたら切り上がりません。
そうした、特定の関心ある視点でポートフォリオのバランスを管理したいという方にタグ管理機能はオススメです。
個別銘柄に対して一つタグを付けられます。
これによってタグ別のポートフォリバランスが確認できます。
私の場合は、短期・長期、米国か日本かで分けています。
43juniの良い点③:無料で使える。
二つ目の点として、これだけの充実したアプリですが、無料で使える点です。
金を払っても良いレベルの質のサービスだと思います。
それを多少の広告はありますが、無償提供は太っ腹過ぎます。
43juniの悪い点
続いては、43juniの悪い点、いまいちと思っている点についても紹介します。
強いて、あげさせていただくのであれば次の2つです。
- メンテの手間と入力ミスの心配
- 投資信託の管理には不向き
このWebサービスを使うのに自分は適しているか判断する上で参考にしていただければと思います。
43juniの悪い点①:手入力でメンテに手間がかかる。入力ミスによって正しくポートフォリオが記録できない。
証券口座に連携させる機能はないので、基本手入力です。
個別株式の評価額については、ちゃんと評価額が自動更新になりますが、金融資産の取得価格・売却価格や口数をは手入力で更新する必要あります。
また、更新をタイムリーにしないと、ポートフォリオの推移も正しくならないので、「売買したら必ず43juniを更新する」といった習慣化が望ましいです。
面倒臭がりやには不向きかもしれません。
また、もう一つあげるとしたら、入力ミスです。
数字の入力ミス、とりわけ桁数を間違えるなどすると一気にポートフォリオ評価額が狂います。
43juniの悪い点②:日米個別株管理には向いているが、投資信託管理には不向き。
手入力はわかった。入力ミスも気をつける。
そんな方でも、さらに難点はあります。
それは、投資信託の管理が不向きだという点です。
個別株式ですと評価額を自動更新してくれますが、投資信託は評価額も手動更新しなければなりません。
つまり、更新しない限り評価額が変動しないということになります。
時価を入力しなければなりませんし、また更新する都度ポートフォリオの評価額や推移が「ガクッと」なります。
そもそも投資信託の管理は43juniは使わない、といった割り切りが必要かもしれません。
私も今は入れたままですが、投資信託分は消してしまおうかなと思っている次第です。
さいごに:43juniのオススメの使い方
以上が『【オススメ投資管理ツール】43juniを実際に使ってみた感想』でした。
43juniの魅力やイマイチな点についてざっと掴んでいただいたと思います。
無料で多角的に自身のポートフォリオを可視化できる点においてオススメの投資管理ツールだと思います。
ただ、イマイチな点について触れてきました通り、投資信託のポートフォリオ管理不向きです。
手入力OKという方は、日本株、米国株のポートフォリオ管理のみに使ってみましょうというのが私なりの結論です。
https://43juni.pocco.net/
「知らなかった、43juniやってみたい」
この記事が、そんなきっかけになれば心から嬉しく思います。
最後までご精読ありがとうございました!