今日はFITBITのウェラブルの話です。
このブログでもFITBITに関連してこれまで9つほど記事を書いてきました。
- FITBITおすすめアプリ:Fitbit Versa 2に入れておくべきアプリ12選
- Fitbit Versa 2の商品レビュー:生活習慣を劇的に変えた魔法のガジェット
- Fitbit睡眠スコアに詳しくなる|Fitbitユーザーの睡眠事情
- Fitbit Versa 2で計測した睡眠データ約400日分を集計してみた話
- Fitbit約400日分の睡眠データを分析して分かった睡眠スコア・習慣のヒント
- Apple Watchで後悔?|スマートウォッチ購入前に確認しておきたいこと
- スマートウォッチ睡眠機能を比較|15のデバイスから選ぶならコレ!
- 【2021年】FITBITデバイスの選び方とおすすめ機種を徹底解説(Versa / Sense / Charge / Luxe)
- 【まとめ】FITBITを徹底解説|FITBITデバイスで知っておくこと全て
過去記事でも紹介しましたが私はFITBITのスマートウォッチでVersa 2を二年近く愛用してきました。
この2年間、FITBITが新機種を発表する度にこれまで私の心は動きました。
SENSEが発表された時も、Luxeが発表された時も。
けれども動じませんでした。
Versa 2に溺愛しており、手放すわけにはいかない。
使い続けることがベストの選択だと。
けれども、先月、FITBITが新たにCharge 5を販売開始しました。
新機種が搭載している機能はまさに私が長年待ち続けたもの。
買い替えどきか。
そして1ヶ月間、心が穏やかでない日々が続きました。
葛藤の末、ついにCharge 5を購入しました‼️
利用して1週間、総じて自分の選択は正しかったと確信しています。
けれども、その前に知っておけば良かった点やちょっと引っ掛かっている点がいくつかありました。
そこで2週間前の「Versa 2からCharge 5に切り替えるべきか」悩む自分への記事ということで、書き記したいと思います。
あなたも私のようにこんな悩みを抱えているのであれば、ぜひこの記事を参考にしていただきたい!
まず、Charge 5購入に踏み切った理由を紹介した上で、期待していた機能のそれぞれへの感想、意外だったことなどを紹介していきたいと思います。
- 今Versa 2を持っていて、買い替えを考えている。
- Charge 5が気になる。実際使ってみた感想を知りたい。
パピーゴ
目次(クリックすると自動で飛びます)
Versa 2からCharge 5への買い替えの決め手となった3つ魅力:
葛藤の末、Versa 2からCharge 5の買い替えをしました。
購入前時点で私が考えていたCharge 5を購入することの魅力について解説します。
- 皮膚電気活動スキャン
- Suica機能
- Fitbit Premium6カ月間無料
これら機能や特典について、1週間使ってみての感想についても簡単に紹介します。
Charge 5の魅力①:皮膚電気活動スキャンを搭載
Senseが登場して以来、気になっていた機能があります。
「皮膚電気活動スキャン」です。
これまで最上位機種であるSenseでしか搭載していませんでした。
これがCharge 5で搭載されているというのです。
皮膚電気活動(EDA)とは
皮膚電気活動(EDA: Electrodermal activity)は、皮膚の発汗状態の微小な変化を示すものです。
この変化を測定することによって、感じているストレスを定量的に把握できます。
感じているストレスが少なく穏やかな状態の場合、反応レベルが小さくなります。
皮膚電気活動スキャン機能の使い方
Charge 5の左右の金属フレームの部分を指で軽く触れ、3分間安静にする必要があります。
正直に言って、万人受けする機能かと問われますと、疑問です。
忙しい現代人にとって、3分間は長いです。
普段から深呼吸して気分を落ち着けたり、マインドフルネスを取り入れている・取り入れようとしている人でないとあまり需要はなさそうです。
余談ですが管理人は、この1年ほどマインドフルネスを取り入れようと試行錯誤中です。
きっかけはこちらの本です。
効果を実感しつつも、完全に習慣化に至ってません。
落ち着かないなと思った時に、目を閉じて深呼吸を3〜5分したり、日常のあらゆる局面で意識的に深呼吸を取り入れている程度です。
マインドフルネスの習慣化のため、この機能に関心がありました。
使ってみた感想と生活への取り入れ方
使ってみて総じて満足です。
金属フレームと指がしっかり接触しないと作動しないため、少し意識しない行けないのが気になります。
と言っても、許容範囲内です。
3分間のマインドフルネスが習慣化できていると実感しています。
主に寝起き、就寝前、そして隙間時間や仕事中に取り入れています。
マインドフルネスによって、気持ちを落ち着かせたり、リセットできる。
更に、自分の心身の状態について定量的に把握できる。
3分間のセッションの中で心拍数がどう変化したか、そしてストレスなどを示す皮膚電気活動もしっかり確認できます。
マインドフルネスに興味のある方、生活に取り入れている方にもおすすめの機能です。
そうでない人にとっても、ご自身の体や心と向き合う良いきっかけを提供してくれる機能です。
個人的にはかなりおすすめです。
Charge 5の魅力②:Suica機能を搭載
FITBIT機種のSuica対応については、これまで頭の中でこんな議論がされていました。
「いちいちスマホを取り出さなくても決済できるのは便利かも」
と、思う一方、持っているデバイスがApple WatchやSuica対応でないことによる一種のコンプレックスがしょうか?
「改札で左手をかざすは不便だし、スマートでない」
「スマホでも十分便利」
ウェアラブルにはSuica不要と結論を急いでいました。
しかし、Charge 5を使ってSuica機能への考えが変わりました。
今まで、本当にごめんなさい。
ここでは使ってみての素直な感想について紹介します。
楽で便利でしかも脱スマホ依存に最適と言う点でおすすめです。
Suica機能の感想①: スマホをかざすより楽で便利
まず使ってみて実感したのが、楽で便利だったという点です。
スマホは通常ポケットに入れて持ち歩いていて、改札を通る時に、ポケットから出して改札にかざします。
スマホのポケットからの取り出しが不要になります。
Charge 5での電子決済を有効化するステップも簡単で、慣れれば液晶を見なくてもできます。
- 液晶を1度タップして画面を起こす。
- 下に1度スワイプする、「お支払い」ボタンが表示される。
- 「お支払い」ボタンを1度タップする。
計3回のタップとスワイプでできます。
スマホをポケットから出すよりはだいぶ楽だと感じます。
特に子供を連れの時や荷物を持っている時など感じます。
あとは、左手を右の改札にかざさなければらない問題ですが、これも慣れだと思います。
改札にかざすのも一瞬ですし、慣れればまったく苦でないと感じています。
Suica機能の感想② :電車の中でスマホを見なくなった
電車にのって車両を見渡すと
「すげー、みんな下向いてスマホ見てる」
「あ、自分もそうだった」
のようなことはありませんでしょうか。
Charge 5を身につけてからついつい無意識にやっていた電車の中でスマホをイジりが減りました。
電車の中でスマホをいじってしまうのはなぜ?
そして、その原因に気づいてしまいました。
モバイルSuicaです。
改札を通る前にポケットからスマホを出す。
改札通る。
片手にスマホ持ったまま、ホームの階段を上る。
スマホ片手に電車待つ。
スマホ片手に電車に乗る。
『スマホ脳』で読みましたが、スマホは便利ですが、依存症が怖いです。
スマホを無意識に電車の中でイジってしまっている。
スマホ依存症の自覚あり、改善したい。
思われている方は、Suica機能搭載のウェアラブルを身に付けるのはいかがでしょうか?
Charge 5の魅力③:Fitbit Premium 6カ月間無料の特典あり
以前Fitbit Premium 3カ月間無料体験しましたが、それ以降Fitbit Premiumは更新せず、使い続けてきました。
睡眠スコアの内訳が分かる点、課金の検討に値するサービスだと思っていましたが、決定打がなかったです。
ただ最近になって、FITBITで睡眠スコア以外にも「更に中身を知って、日常生活にフィードバックしたい」と思える機能が増えてきました。
そしてCharge 5を買うことでFitbit Premium6カ月間無料加入の特典が付きます。
たぶん、今回はサービスの充実度からして、無料期間以降も継続するのだと思っています。
改めて、Fitbit Premium加入によって、睡眠スコアをはじめ、付加価値アップとなる機能について紹介したいと思います。
Fitbit Premiumで付加価値アップになる機能①:睡眠スコア
Fitbit Premiumの一番の魅力は、睡眠スコアの詳細が見れることだと思います。
具体的に「睡眠時間」「深い睡眠とレム睡眠」「回復」の3項目で内訳が確認できます。
更に各項目を左右するデータの詳細も確認できます。
例えば、「回復」の場合は、睡眠時の心拍数や安静時の心拍数以上・以下の占める割合など。
これらを確認することで、睡眠の質向上に向けて考えたり、生活習慣を見直すきっかけとすることができます。
私も400日近くの睡眠データを集計・分析し、自分なりに睡眠習慣について以前まとめました。
ここまでする必要はまったくないとおもいますが、Premium加入してこうした睡眠スコアの詳細が確認できるのとそうでないのでは大きな差があると思います。
Fitbit Premiumで付加価値アップになる機能②:ストレススコア
睡眠スコア以外にも、ごく数ヶ月前に加わったストレススコアも詳細がわかると面白い機能の一つです。
100点満点でスコアがつきますが、Premium未加入ですと、内訳がまったくわかりません。
Fitbit Premiumに加入すると「反応性」「活動のバランス」「睡眠パターン」で内訳が表示されます。
何に意識すれば良いスコアを取れるか、工夫の余地が生まれます。
Fitbit Premiumで付加価値アップになる機能③:今日のエナジースコア
最後に、触れなくてはならないのは、「今日のエナジースコア」です。
英語ではDaily Readiness Scoreと呼んでいるようです。
こちらは「近日中にサービス開始予定」とあり、ホームページに書いてある以上のことはわかりません。
最近の活動、睡眠、心拍変動のレベルを基準値と比較して体の状態のスコアを算出するようです。
スコアが低く場合は、疲労が溜まりやすい状態を意味するようで、ドラクエで言うと「いのちをだいじに」になるようです。
スコアが高い場合は、コンディションが良いので、「ガンガンいこうぜ」です。
こちらについては、サービス開始後、使ってみた感想を記事にしたいと思います。
Charge 5購入前に知っておいた方が良かった点:
Versa 2からCharge 5に買い替えて心から良かったと感じています。
が、いくつか気になった点、買う前に知っておくと良かったかなと思う点がありました。
私は許容できましたが、この記事を読んでCharge 5を買おうと思っている方で、見逃せない点かもしれません。
ここではCharge 5購入前に知っておいた方が良い点として4つ紹介します。
Charge 5購入前に知っておくべきこと①:スマートウォッチではない故の物足りなさ
一つ目は、私のようにVersa 2(スマートウォッチ)からフィットネストラッカーに切り替える方が感じられる点かもしれません。
それは、スマートウォッチでない故の物足りなさです。
Fitibitデバイスは、アプリが「しょぼい」からスマートウォッチである必要はないと思ってました。
いざ、Charge 5に切り替えてみて、あまりにもシンプルで、機能もないので、物足りなさを感じました。
こればかりは無いものねだりなのかもしれません。
私はCharge 5で良かったと思ってます。
フィットネストラッカーに切り替えることに心配がある方は、Senseの方が良い選択かもしれません。
Charge 5購入前に知っておくべきこと②:物理ボタンがなく、慣れるまで苦労
二つ目は、Versa 2を使い慣れた方は、苦労されるかもしれませんが、側面の物理ボタンがありません。
これまでは、物理ボタンで戻る操作ができましたが、Charge 5では液晶をダブルタップです。
1週間も使えば慣れますが、物理ボタンが恋しく思うことがあります。
Charge 5購入前に知っておくべきこと③:体重の記録ができない
3つ目は、体重の記録ができない点です。
Versa 2の時は、体重のみですが、手入力できました。
Charge 5ではできないので、スマホのFitibitアプリから入力するしかありません。
これを受けて、体重管理の方法を抜本的に見直しました。
Withings社のBody Cardioというwifi対応の体重計を購入して、自動で記録できるようにしました。
大満足していおり、今度記事にしたいと思ってます。
Charge 5購入前に知っておくべきこと④:Suica機能で制限がある
前述の通り、Suica機能には満足していますが、これを目当てにCharge 5を買う人は、必ず知っておいた方が良い点があります。
4つ目には、Suica機能の制限です。
モバイルSuicaをCharge 5に移管して使う、定期券を使う、クレジットカード支払い以外の方法で残高チャージする、5,000円以上の残高チャージをしようと思っている人は注意が必要です。
Suica機能の制限①:既発行のSuicaやモバイルSuicaの移管ができない
Charge 5でSuica機能を使う場合は、新たにSuicaを発行する必要があります。
既にモバイルSuicaを使われていたり、物理Suicaを移そうと考えている方。
できませんのでご注意ください。
Suica機能の制限②:定期券利用ができない
Charge 5のSuica機能では定期券には対応していません。
通勤に使いたいという方は要注意です。
定期券利用の場合、引き続き物理SuicaかモバイルSuicaのようです。
Suica機能の制限③:クレジットカード以外のチャージができない
Charge 5のSuicaチャージはGoogle Pay経由クレジットカード払いで行います。
モバイルSuica同様、現金チャージはできません。
またiPhoneユーザーの方であれば、Apple Payを使って、例えばメルカリ・ペイの残高からモバイルSuicaへのチャージができました。
Charge 5のSuicaの残高チャージはクレジットカード払いのみです。
Suica機能の制限④:チャージ残高の上限は5,000円
これも購入前に知らなかったのですが、FitbitのSuicaのチャージ残高は5000円が上限のようです。
毎回の利用額が大きい。
こまめな残高をチャージするのが面倒。
人によっては使いずらい点かもしれません。
Charge 5を利用して気づいた意外にも良かった点
Charge 5を利用して気になった点やマイナスな評価になりうる点について思いつく限りで紹介しました。
最後にもともと期待していた機能以外で良かった点についても触れておきたいと思います。
それは、スリープモードとサイレントのインターバル時間指定と血中酸素濃度がしっかり確認できる点です。
どこにもPRされていませんが、Versa 2から乗り換えた私してはかなり感動した部分でもありますのでぜひ紹介させてください。
Charge 5で嬉しかった想定外の機能①:スリープモード、サイレントモードのインターバル時間指定
まずは、スリープモード、サイレントモードのインターバル時間指定です。
これまでVersa 2を使っていたときは、スリープモード、サイレントモードの切り替えは手動でした。
夜寝る前にスリープモードに切り替える。
日中の気づいた時にスリープモードを解除する。
また夜寝る前にスリープモードに切り替える。
この煩わしい作業が無くせないか。
本気で調べた時期もありましたが、Versa 2ではどうも受け入れるしかないようです。
これがCharge 5では、インターバル時間指定をして設定できます。
21:00から6:00まで設定していますが、お陰様でこれまでのモードの手動切り替えから解放されました。
これがCharge 5からなのか、Versa 2以降の他のデバイスでもできる操作なのか、わかりませんが、とにかく満足しています。
Charge 5で嬉しかった想定外の機能②:血中酸素濃度がしっかり確認できる
二つ目に、血中酸素濃度がしっかり確認できる点です。
今まで使っていたVersa 2では、血中酸素濃度専用の文字盤にするか、Fitibitアプリに確認しにいくかしないと確認できませんでした。
アプリを確認しに行くのは面倒です。
専用の文字盤にするにしても、一日一度見れれば良い程度の情報です。
文字盤が血中酸素濃度で専有されてしまうのも癪です。
と思いながら、血中酸素濃度専用の文字盤を使っていました。
Charge 5ではデフォルトの機能で血中酸素濃度を確認できます。
デフォルトの文字盤画面から、下にスワイプしていくと、歩数・歩行距離・ゾーン・カロリー、毎時間の運動、心拍数、睡眠、血中酸素濃度、エクササイズが確認できます。
血中酸素濃度が確認できますので、自由に文字盤も選べます。
色々試行錯誤した上で、デフォルトのContinuumが使い勝手が良いということで、こちらを使ってます。
まとめ:Charge 5の魅力ある機能と実際に使ってみて気になったり感動した機能
以上が『Fitbit Charge 5レビュー|Charge 5の魅力・気になった点・感動を語り尽くす』でした。
この記事では、Charge 5の魅力と使ってみて気になった点と逆に良かった点を包み隠さず紹介しました。
Versa 2から乗り換える私にとってCharge 5の魅力とはズバリ、皮膚電気活動スキャン、Suica機能、そしてFitbit Premium 6カ月分の無料特典でした。
そして期待以上に満足しています。
Charge 5を使ってみて、「あれ?」と思う点もいくつかありました。
スマートウォッチでない故の物足りなさ、物理ボタンがないことによるしんどさ、体重の入力ができない、Suica機能も制限がある点です。
これは買う前にしっておいた方が良いと思います。
逆にCharge 5を使ってみて、なかなかスポットライトがあたりませんが、個人的感激した機能もありました。
モードの切り替えを時間指定で設定できる、血中酸素濃度がちゃんと確認できる点です。
知っておけば、ポチる際に更に「これは最良の選択だと」自信を持てたでしょう。
Charge 5は間違いなくVersa 2同様、近年私が買ったアイテムの中でトップ5ぐらいには入るでしょう。
心から友人や同僚におすすめしたいアイテムです。
この記事をきっかけで少しでもあなたにとって役立つ情報になっていれば幸いです。
最後までご精読ありがとうございました!