最近、Apple Watchを身につけている人が増えたと感じます。
一方でApple Watchを購入したものの、十分に使えこなせていない人、買って後悔している人をもよく見ます。
iPhoneを持っていてスマートウォッチが欲しくなってとりあえずApple Watchの購入を検討している。
そんな人に声を大にして「ちょっとまった!」と叫びたい。
この記事では、そうした人に向けてApple Watchを購入する前に今一度考えてみて欲しいことをまとめました。
私自身、iPhone/iPadをヘビーユーズする大のAppleファンです。
敢えてApple Watchではなく、FitibitのVersa 2を使ってます。
この選択に後悔はないですし、むしろ多くの人にこの選択肢を提案したい。
結論としては、後述のApple Watchをおすすめする人の特徴で挙げている機能が必須でない場合、別の選択肢も検討すべきというもの。
スマートウォッチに何を求めるか次第でもありますが、Fitbitのスマートウォッチも十分に検討の価値があると考えています。
この記事は次のような方にとって参考になればと思っています。
- スマートウォッチ、とりわけApple Watchの購入を検討している
- iPhoneユーザーによってApple Watchが唯一使えるスマートウォッチだと勘違いしている
- Apple WatchとFitbitデバイスの比較について知りたい
それでは参りましょう。
目次(クリックすると自動で飛びます)
Apple Watchを選ぶべき人が重視すべき4つ特徴・機能
数あるスマートウォッチの選択肢の中でApple Watchの選ぶ際、何が決定的な要素となるか。
他のスマートウォッチにはないApple Watchの特徴、機能について解説します。
- 圧倒的なブランド力と洗練されたデザイン
- iPhoneとの連携と充実したアプリ
- ApplePayとキャッシュレス対応
- 緊急時の対応機能
これらあげている特徴・機能が必須と考える方。
あなたが選ぶべきスマートウォッチはApple Watch一択と断言できるでしょう。
Apple Watchの特徴・機能①:圧倒的なブランド力と洗練されたデザイン
Apple Watchのスマートウォッチとしての知名度・ブランドはダントツです。
逆にスマートウォッチに関心のない人にとって、Apple Watch以外のスマートウォッチというと見当がつかない方がほとんどかと思います。
高級腕時計というジャンルでは上から挙げればキリはありませんが、スマートウォッチのジャンルでは高機能・高級の部類に入ります。」
特に人目を一番気にされる方は、Apple Watchを選んでおけば、ハズレはないと思います。
パピーゴ
AppleWatchの特徴・機能②:iPhoneとの連携や充実したアプリ
iPhoneと連携させて使うよう設計されているので、言うまでもなくiPhoneと連携はピカイチです。
そしてApple Watchの使えるアプリも充実しています。
個人的にはQrio Lockを使っている方はApple Watchが有力な選択肢だと思います。
ポケットからスマホを取り出して、Qrio Lockのアプリを起動して。。。
Apple WatchでQrio Lockを起動する方が断然時短でスマートです。
パピーゴ
Apple Watchの特徴・機能③:Apple Payとキャッシュレス対応
Apple Watchの特徴として、キャッシュレス対応が充実していることが挙げられます。
モバイルSuicaに対応しており、改札も手首をかざすだけです。
またPayPayのバーコード表示での決済ができます(バーコード読み取りはできません)。
iPhoneを触らなくともキャッシュレス決済をしたいという方にはApple Watchは有力な候補です。
パピーゴ
AppleWatchの特徴・機能④:緊急対応機能
心拍数の異常上昇や、転倒を検知し予め登録している先に通知したり、緊急電話をかける機能が備わっています。
Google検索で「Apple Watch」「助かる」と検索すると、Apple Watchのおかげで九死に一生得た人のニュースやエピソードがたくさん見つかります。
パピーゴ
Apple Watchをおすすめできない人の4つの特徴
ここまでAppleWatchの購入を検討する際の捨て難い特徴や機能について紹介してきました。
どれれもこれも魅力的ですが、飛びついて購入するのは時期尚早かもしれません。
ここでは、Apple Watchを購入して後悔する人の特徴、おすすめできない人の特徴について紹介します。
- 上で挙げた機能は良いと思うが必須ではない
- 充電が面倒くさい、バッテリーを気にするのが嫌
- 利用目的が体調管理(特に睡眠)
上で挙げている特徴に当てはまる方は要注意です。
Apple Watchをおすすめできない人の特徴①:上で挙げた機能が必須でない
AppleWatchの魅力的な機能・特徴として、①デザイン・ブランド力、②iPhoneとの連携と充実したアプリ、③キャッシュレス決済、④緊急時の対応機能を挙げました。
これら全て魅力的です。
けれでも「いいな」と思う程度では、不十分です。
「想像していたのと違う」
「なぜAppleWatchを選んでしまったのだろう」
「そもそもスマートウォッチは必要あったのか」
「必須」と感じていない限り、そんな後悔に繋がる可能性が大いにあると断言します。
Apple Watchをおすすめできない人の特徴②:充電が面倒、バッテリーを気にするのが嫌
Apple Watchをおすすめできない人の特徴の一つとして、バッテリー問題です。
最新のモデルApple Watch 6/SEのバッテリーは最大18時間です。
つまり、24時間持ちません。
iPhone同様、常にバッテリー管理を意識しないといけません。
家の中では充電、外出時のみ身につけることをイメージされている方であれば困らないと思います。
家の中でも身につける、特に睡眠時に身につけたいという方は1日朝晩と2回充電しなければなりません。
Apple Watchで睡眠習慣を管理したいと言う方には明らかに不向きな仕様です。
Apple Watchをおすすめできない人の特徴③:利用目的が体調管理(特に睡眠)
もしあなたが体調管理、とりわけ睡眠の管理や睡眠習慣の改善に関心があり、Apple Watchの購入を検討している場合は、心から別の選択肢を検討することをおすすめしたい。
なぜならば、前述の通りApple Watchは睡眠管理ツールとしては不向きです。
また機能も不十分であり、睡眠のステージの把握はできません。
睡眠だけを取って言うのであれば、Apple WatchよりFitbitのデバイスの方が遥かに優秀です。
浅い睡眠、レム睡眠、深い睡眠の各睡眠ステージの記録もある程度正確に行えます。
さらに睡眠スコアによって睡眠の量と質を定量的に把握することができ、睡眠習慣の改善に役に立ちます。
Fitbitという選択肢
iPhoneユーザーにとってスマートウォッチだとAppleWatch一択かというとそうではありません。
Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチは利用できませんが、他の選択肢もあります。
その中でも、私が特におすすめしたいのはFitbitのスマートウォッチです。
Androidを搭載したスマホだけではなくiPhoneにも対応しています。
決して万人受けする選択肢ではないですが、Apple Watchの購入を検討されている方は、選択肢としてFitbitデバイスについて知っておくべきと思います。
Apple Watchと比較してFitbitデバイスがどのような機能を備えたデバイスであるか簡単に紹介します。
その上で、FitbitデバイスがApple Watchと比べて優れている点について紹介します。
最後にiPhoneユーザーで、Apple Watch以外でスマートウォッチを検討される方にとって、Fitbitデバイスを買うならどのデバイスをおすすめか解説します。
AppleWatchとFitbitデバイスの機能比較
Apple WatchとFitbitデバイスを比較しましょうとなると、比較になりません。
Fitbitではできないことの方が多いです。
上で挙げたAppleWatchの特徴との比較において、Fitbitの機能は目劣りしてしまいます。
- 独自のOSを採用しており、アプリも限定的。Apple Watchに比べ機能の拡張性が乏しい。
- スマホ通知の設定は可能(着信、Lineのメッセージ確認)、但しAppleWatchのように操作は限界あり(デバイスでの通話は不可、Line返信も不可)
- 一部デバイスを除き全くキャッシュレスに対応していない。
- 緊急時の対応機能(転倒防止機能)などもちろんない。
パピーゴ
FitbitデバイスがApple Watchより優れている点①:お値段
Apple Watchは最も安い廉価版のApple Watch SE(GPS)モデルでも3万円を超えます。
更にセルラーモデルや、最上位機種のApple Watch 6となると5万円を超えます。
一方、Fitbitはなんと言ってもお求めやすい値段です。
最上位機種のFitbit Senseでも3万円です。
今年3月に発売開始されたSuica対応機種であるFitbit Charger 4[Suica対応]は、2万円を切ります。
予算上の制約がある方やApple Watchのコスパに懐疑的な方はFitbitデバイスが現実的な選択肢になるでしょう。
FitbitデバイスがApple Watchより優れている点②:バッテリーの持ち
前述で述べた通りApple Watchはバッテリーが1日持ちません。
一方、Fitbitは機種や設定にもよりますが、短くても3日充電しなくても全く持ちます。
私自身、Fitbit Versa 2を1年半以上愛用していますが、充電を切らしたことはありません。基本的に入浴時以外は四六時中身につけ、入力時のみ2・3日に一度くらいの頻度で充電をするような使い方をしています。
この生活に慣れてしまった以上、Apple Watchへの切り替えは不可能だと思っています。
FitbitデバイスがApple Watchより優れている点③:睡眠機能
最後にFitbitがApple Watchに対して優れている点で最も強調したいのが、Fitbitの睡眠管理機能です。
管理人の個人的な意見としては、FitibitがApple Watch並みのお値段であっても、この機能のためなら金を出すことは惜しまないです。
睡眠のステージを計測し、また2007年以降記録してきた30億以上の睡眠記録より導き出したアルゴリズムによって睡眠スコアを算出できます。
Fitbitデバイスを身につけて寝ることで、自身の睡眠の質を定量的に把握することができ、増してや睡眠習慣の改善にも繋がります。
Fitbitを買うならおすすめするデバイス
もしこの記事を読んでFitibitデバイスの特徴として挙げた3点が魅力に感じた方。
一番目におすすめしたいのが、inspire 2です。
睡眠機能を備えているデバイスの中で最もお求めやすいです。
個人的には必須と思う機能は全てこのデバイスでも備わっていると思います。
更にSuica対応が譲れないと言う方は、charge 4 (suica対応)です。
inspire 2に追加で数千円でSuica機能が加わると考えると、良い選択肢かもしれません。
細長い見た目ではなく、ディスプレイも大きくスマートウォッチの見た目のもが良いという方は、versa 2、versa 3、もしくは最上位機種のsenseです。
特に気になるのが、皮膚の電気活動をスキャンすることで可能になるsenseのストレス測定機能です。
睡眠スコアを把握するようになって明らかに睡眠習慣や睡眠の質を意識するようになりました。
定量化・可視化の効果だと思います。
日々のストレスも同じように定量化・可視化することで生活習慣やQOL向上に寄与するのではと思います。
パピーゴ
さいごに
以上が「Apple Watchで後悔?|スマートウォッチ購入時に確認していおきたいこと」でした。
AppleWatchは申し分ないスマートウォッチですが、購入前にしっかり利用する目的はしっかり確認しておきたいところ。
オシャレ目的、iPhoneとの連携、キャッシュレス対応、緊急時対応などが必須と考える方は、難しいこと考えずApple Watch一択で良いと思います。
けれども記事でも紹介しましたように、毎日の充電が嫌だ、健康管理目的に使いたいという方は、本当にApple Watchで良いのかよくよく検討した方が良いと思います。
もし、上で挙げた理由でApple Watchではない、という方はFitbitのデバイスが一考に値するのではと思います。
この記事が少しでもあなたにとって最適なスマートウォッチ選びの参考になれば嬉しい限りです。
最後までご精読ありがとうございました。