『人生を変える80対20の法則』レビュー|豊かな人生のための重要なヒントです

5冊目の書評記事です。

 

最近の近況ですが、書評記事もGoogle検索で引っかかるようになりました。

書評レビューで最初に書いた『最高の体調』です。

自己開示も結構した記事なので、多くの方に読んでもらえて嬉しい限りです。

 

パピーゴ

さて、本日の書評で語りたいのはこちらの本です。

 

 

 

『人生を変える80対20の法則』です。

ところであなたは、「80対20の法則」(パレートの法則)について聞いたことありますか?

私自身も、また別で読んだ書籍でグレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大化する』で初めて知り、この法則に関心を持ちました。

80対20の法則とは、一言で言うと、物事の結果や成果の大部分は、ごく一部の原因や努力によってもたらされているという法則です。そして、前者と後者の割合がおおよそ80対20だということです。

 

この本を読んで、80対20の法則について腹落ちする形で理解し、更に仕事や日常生活に活かしたい。

そのような想いでAmazonでポチるに至りました。

 

感想としては、読み応え満載で、学びや実践してみようと思ったことが多くありました。

そこで、この良書の内容をざっくり紹介するとともに私がこの本を読んで学んだことを語ります。

本を買うか買わないかの判断材料を提供するだけではなく、この記事を通じてあなたの人生に何かプラスなる学びや気づきのきっかけとしたいです。

 

もしあなたが次に当てはまる方であれば、特に読んでほしいです。

特にこんな人に読んでもらいたい!!
  • 80対20の法則、パレートの法則に興味がある。
  • やりたいこと、やらなければならないと思っていることに全く時間・労力が割けてないのを改善したい。
  • 目の前の仕事が無駄ではないか、効率悪くないかと漠然とした問題意識を持っている。

パピーゴ

それでは参りましょう。

 

『人生を変える80対20の法則』について知っておくべきこと

『人生を変える80対20の法則』について、本の内容、著者、アピールポイントについて簡単に紹介します。

 

『人生を変える80対20の法則』の内容と著者とレビュー内容

『人生を変える80対20の法則』について、本の内容、著者について、本のアピールポイントについて簡単に紹介します。

『人生を変える80対20の法則』の内容

最小限の努力で最大限の成果を上げる!20年間読み継がれる世界的ロングセラー。法則実践へのアプローチを示す最新情報を大幅増補!

Amazon.co.jp   内容(「BOOK」データベースより)

ポイントは、長年読み継がれている本であること。

そして、パレートの法則を理解するために「読むべき代表作」だということだと思います。

 

『人生を変える80対20の法則』の著者:リチャード・コッチさんについて

起業家、投資家、経営コンサルタント、作家。
コンサルタント業、レストラン業、およびホテル業を興しいずれも成功をおさめる。
ベイン・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループで数多くの欧米の優良企業のアドバイザーを務めた。
本書の法則を実践することで、ビジネスを成功に導き、人生を謳歌している。
著書に『80対20の法則 生活実践編』『並外れたマネジャーになる 80対20の法則』(CCCメディアハウス)などがある。

Amazon.co.jp   著者について 抜粋

経営コンサルの方で80対20の法則をテーマに本を書いている方のようです。

 

『人生を変える80対20の法則』のレビュー内容

2021年9月1日時点のAmazon.co.jpのカスタマーレビューは、以下の通りです。

評価もかなり良いですし、グローバル評価のレビュー結果も違和感ありません。

個人的には星4つ(読んで良かった本、人に紹介したい)です。

 

ただ、この本の書評の中で語るのもアレですが、同じ系統の本であれば、まず『エッセンシャル思考』をお勧めします。

さらに余力があれば、『人生を変える80対20』にも手を出して頂きたい。

というのが、本音です。

 

『人生を変える80対20の法則』の構成と要点

『人生を変える80対20の法則』は、5部計20章から構成されています。
『人生を変える80対20の法則』の目次
第1部 80対20の法則ー概観
第1章 80対20の法則へようこそ
第2章 80対20の法則の考え方
 
第2部 企業の成功の奥義
第3章 隠れたカルト
第4章 あなたの戦略はなぜ間違っているのか
第5章 シンプル・イズ・ビューティフル
第6章 良い顧客をつかまえる
第7章 80対20の法則に使えるビジネス、トップ10
第8章 成功に導く、決定的に重要な少数
 
第3部 楽して、稼いで、楽しむ
第9章 自由であること
第10章 時間革命
第11章 望むものは必ず手に入る
第12章 友人のちょっとした手助け
第13章 賢い怠け者
第14章 マネー、マネー、マネー
第15章 幸福になるための7つの習慣
第16章 隠れた友達
 
第4部 80対20の法則の未来
第17章 80対20のネットワークで成功する
第18章 80対20が90対10になるとき
第19章 80対20の法則の未来とあなたの居場所
 
第5部 80対20の法則の検証
第20章 80対20の法則の2面性
 
ざっくりと要点をお伝えしますと、このような流れです。
第一部で、80対20の法則について満遍なく理解する。
第二部で、企業活動においての80対20の法則が与えてくれる示唆とは。
第三部で、普段の生活、交友関係、資産形成、時間の使い方で80対20の法則が与えてくれる示唆とは。
第四部で、爆発的に晒される情報量が増えていく中、更に80対20の法則に則った行動が重要になってく!
第五部で、80対20の法則について賛否両論あるが、やっぱり物事の本質を捉えた考え方です。
 
と、「くどい」と思うほど80対20の法則について語られます。
正直言うと、途中飽きてしまた部分もあります。
あらゆるシーンでの80対20の法則の取り入れ方が語られており、所々面白く読み進めることができました。
 

『人生を変える80対20の法則』の理解のため参考になるサイト

ちょっとでも興味を持ってくれた方、今すぐポチるのもいいですし。残りの記事を読んでいただくとともに、本の内容についてもっと分かる参考になる情報を紹介します。

おすすめユーチューブ動画|【本要約】魁!ビジネス塾!- 書籍解説チャンネルの動画(10分)

あまり解説動画が見当たらなかったのですが、こちらの動画で丁寧にまとまっていて良かったです。

ビジネス視点での「顧客選び」、「市場選び」、「時間管理」を軸にまとめていて非常に参考になります。

 

『人生を変える80対20の法則』を読んで学んだこと

次に私がこの本を読んで学んだことについてお伝えします。

正直、役に立つ情報や気づきなどはこれだけではない。

厳選した結果、2つ取り上げます。

学び①:「80対20の法則」に則った物事の考え方、思考法を知る

一番目に、80対20の法則について様々な事例を用いて、腹落ちするレベルで理解しました。

 

「努力と成果は比例する」と言うのは大嘘で、大事なことが抜けています。

正しくは、『「意味のある」努力と成果は比例する』です。

 

仕事で成果を出すには、意味のないことは省力対応、成果に結びつくことにできる限り時間と労力を割くのが大事。

目の前にあることを、本質的に意味のあることか、成果に結びつくことか問う

頭ではわかっているようなことかもしれませんが、日々の行動を見つめなすきっかけになりました。

 

学び②:「80対20の法則」に則った時間に対する考え方を知る

今一番欲しいものは何かと聞かれると間違えなく、「時間」と答えます。

仕事、家事、育児に追われる日々で、「時間が足りない」と思っていた私ですが、この本を読んで、バットで頭を殴られた感覚に陥りました。

時間が足りないのではなく、むしろ余っている。時間の20%を有効に使えば良い。

「時間が足りない」問題の対応として、仕事や家事の時短術等や便利なグッズ買ってみたり小手先のことをやっていましたが、そこではないのです。

 

仕事・プライベートの時間振り返った時に、80%を与えてくれるのはどんな使い方か?

80対20の法則に則ると、それは20%位の時間。

仕事だと残業なしで一日8時間として、2時間程度。

8時間フル回転で一生懸命仕事するという発想ではなく、2時間は「本当に意味のありそうなこと」に自発的に一生懸命取り組めば良いと考えると、何か変わるような気がしています。

 

パピーゴ

以上が『人生を変える80対20の法則』から得た私の学び2選でした♪

 

さいごに:『人生を変える80対20の法則』のレビューの総括

以上が「『人生を変える80対20の法則』レビュー|豊かな人生のための重要なヒントです」でした。

 

この記事で紹介しました『人生を変える80対20の法則』では、まさに豊かな人生を送るために重要なヒントを与えてくれます。

80対20の法則という視点で、自分の普段の行動を省みると沢山の気づきを与えてくれます。

 

この本を読んだことをきっかけに、仕事や私生活において何か判断をするとき、80対20の法則を一つの考え方の指標することができました。

そして、プラスに作用していると実感できています。

 

そういう意味でも、多くの方にぜひ読んでいただき、この考え方やこの本から得られる気づきを取り入れていただきたい。

そんな思いで、レビュー記事にまとめました。

 

 

この記事が少しでもあなたにとって参考になれば嬉しい限りです。

最後までご精読ありがとうございました。

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