iPhoneは無限の可能性があります。
そんなiPhoneですが、しっかり使いこなせていますでしょうか?例えば、以下のような方はいますでしょうか?
- 「なぜ勝手に大文字に変換されるんだ?」
- 「英語の造語のつもりで書いたら、勝手に変換されてしまう!」
- 「なんか、打つスピードが速くならない」
- 「和英の切り替えに時間がかかる」
iPhoneのキーボード設定をカスタマイズできていると、iPhoneの入力にかかる時間やストレスが大幅に軽減できます。
iPhoneを購入したもののキーボード設定をしたことがないと言う方にはぜひ読んでいただきたい内容になっています。
目次(クリックすると自動で飛びます)
おすすめのキーボード設定。私の設定内容をお見せします。
私が行っているキーボード設定について、次のスクリーンショットの通りお見せします。
それぞれの設定について追って解説しますが、キーボード設定初心者で時間がないという方は、上のスクリンショットと同じ設定でまず試していただく事をおすすめします。ご自身の使い方に合わない場合は、後述の解説を読みながらチューニングしてもらえると良いと思います。
それぞれの設定項目についての解説とおすすめする設定
ここからは、設定項目ごとに解説していきます。一つお断りですが、これら設定はあくまでも私見です。個人的に大好きな設定もあれば、大っ嫌いな設定もあります。決して万人受けするものではないものもありますので、ご了承ください。
キーボード
標準では英語(日本)と日本語ーかなと絵文字の3つが入っています。
絵文字を使わない方は、躊躇なく絵文字を削除しましょう。
また、外部キーボードの利用はおすすめしません。プライバシーの観点からと、標準のもので十分最適化されるためです。
例えば、Googleのキーボード等、他のデバイスで既に利用されているものがあって、そちらをiPhoneでも設定したいという方は、入れていただいても良いかも知れません。
ユーザー辞書
最小限の入力で、定型文が打てるようになる機能です。例えば、「おt」➡︎「お疲れ様です。」と瞬時に予測してくれます。
最初の登録するのに時間がかかりますが、必ず活用しましょう。iPhoneに限らず、パソコンなどでもぜひ使ってください。この機能を使えてないという方は、人生だいぶ損をしています。この機能については、機会があれば、詳細の解説をしたいと思います。
片手用キーボード
キーボードを右側もしくは左側に寄せる機能です。キーボードを打っていて、指が端っこまで届かないという方は、ぜひ有効にすることをおすすめします。
私が利用している新型のiPhone SEは4.7インチと小さくキーボード全体が指の可動領域の中に収まるため有効にはしていません。画面が大きめのiPhone 8 Plus / iPhone XS Max / iPhone 11 Pro Maxをご利用されている方にとっては必須機能と思います。
すべてのキーボード
自動修正、スマート句読点、文字プレビュー、音声入力とありますが、自動修正のみ無効とし、それ以外は有効にしてください。
自動修正は、(特に英文を打っている時に)勝手に自動修正されてしまうのを無効にするためです。例えば、名前などの固有名詞を打つと勝手に自動修正されてしまうということを回避できます。
スマート句読点は、””や‘’などを勝手に向きを修正してくれます。これは有効にして悪さをしない設定ですので、有効にしましょう。
文字プレビューは、一応は有効にしてますが、キーボードの表示画面の面積を取るのでいらないかもしれません。
音声入力は、音声で文字起こしができる入力方法です。周りに人がいない場合は便利で早いですので、積極的に使いましょう。いくらブラインドタッチ入力が速い人でも、音声には敵いません。
かな
フリックのみ、スマート全角スペースが表示されていると思いますが、両方有効にしましょう。
私もつい最近までフリックを使いこなせていなかった人間でした。「う」を打つとき「あ」を3回押していましたが、強制的に見直しました。今は、「う」は「あ」の上スワイプです。指への負担やタップする時間を考えても、フリックのみで十分です。
スマート全角スペースは、日本語なら全角、英数字なら半角でのスペース入力になります。メールなど長い文章を打つさいに、行の頭にスペースを入れるなどして位置を調整したいといったときに便利です。半角スペースこそが正義という方は控えていただくのが良いと思います。
英語
英語がメインという方以外は、自動大文字入力、予測のみ無効にしてもらうのが良いと思います。
自動大文字入力は、英字を打つ時に勝手に先頭の文字が大文字になります。個人的には大嫌いな機能で即座に無効にしています。
あと予測も必要ないかもしれません。造語を入力する時、勝手に修正されてしまうことがありますので、私は無効にしています。
最後に
設定の見直しなど、面倒だと敬遠しがちですが、これを自分にあった設定にカスタマイズするかしないかで大きな違いがあります。
この記事を読んで少しでも皆様の快適なiPhoneライフの寄与できれば嬉しく思います。
最後までご精読下さいましてありがとうございます。